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運び屋

★★★☆☆

クリント・イーストウッド

運び屋

レコーダーに録画されていた。

家族の中の感情の起伏に関わる話は難しい。 なんとなく、家族を顧みずに仕事ばかりやっていた人として描かれているのだろうが、それが、恨みにもなっている様子が伝わってくるが、心の問題は難しい。

妻の最期をみとる老人

若者に生き方のアドバイスをしていたが、それは自省のものだったか。

気付きが老妻の最期をみとる形になったのだろう。 

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愛情を持っていることと、それを伝えることと、

この2つには大分距離がある。

距離を知事めるものはなんだろう?色々あるが、心を閉ざした人へ届けるのは容易ではない。

死ぬまで気付きの無い人もいる。

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実話らしい。人の良さそうな高齢者がまさかの運び屋。

最後、ドンパチがあるかと思ったら違っていた。罪を認めて、平和そうな囚人。何か違っていないかな?。

真面目が取り柄の堅物おやじ。にほんならそういう設定。家族は親父を理解できる頃、親父は墓の中かその前に立っているだろう。


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落下の王国

 ★☆☆☆☆

ファンタジーかな。訳が分からない。入院している少女の描く空想世界かな。

面白い映画ではない。少なくとも普通にストーリーを楽しめる映画ではなさそうだ。

子供がいたら一緒に見ても面白いかも。

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こもりびと

★★★☆☆

 

NHKスペシャル ドラマ こもりびと

タイトルは「おくりびと」みたいだけど、内容は相当シリアス。

  • 武田鉄矢
  • 松山ケンイチ
  • 他も豪華キャスティング

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父親:倒れる。胃がん。余命半年の宣告を受ける。60歳か79歳かの付近。

母親:他界。10年前?。

次男:独身同居。ひきこもり。

長男:結婚。

長女:結婚。

孫娘: 

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コミュニケーションが取れない父と次男。

失敗。挫折。否定され行き場を失う。

孫娘の助けを借りてSNSで小さな交流を実現。

普通の子が失敗して、父の励まし、苛立ち、残念が、存在否定につながり、交流が遮断する。

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THE MOLE|ザ・モール|危険なドキュメンタリー映画

  • THE MOLE

THE MOLE|ザ・モール|ドキュメンタリー映画

  1. 危険なドキュメンタリー
  2. 北朝鮮の武器輸出の現場を潜入レポート 
  3. 北朝鮮は捏造として否定しているが、映像に顔を出した北朝鮮の職員は身の安全が危ない。制作側の人間も無事が保証されている訳ではない。
  • YouTubeなどネット配信はないのだろうか。ビジネスと言うよりも告発が目的なら既にアップされているのではないか。

 /



「ムーラン」

☆☆☆☆☆

 

色々ネガティブな話題を振りまいている。

最近の中国は尊敬と無縁の国になってしまった。

この作品が中国に毒されていると分かれば、楽しめる訳がない。

コロナ禍でなくても観ることはないだろう。

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でも全く関係な時間と場所で、物語は知っているかも知れない。中国のものは古から日本に伝わっているから。



https://president.jp/articles/-/39102

2020/09/29 9:00

「製作費210億円のムーランが大コケ」中国依存を強めるディズニーの大誤算 新疆ウイグル自治区での撮影が炎上

PRESIDENT Online

    さかい もとみ
    ジャーナリスト

完成まで5年超を費やした大作だが…

ディズニーの新作映画「ムーラン」が、コロナ禍の影響で公開が延期となりながら、どうにか日の目を見ることとなった。しかし、世界各国で中国へのバッシングが高まる中、同作品が思わぬところで波紋を広げている。
米ウォルト・ディズニーの新作映画「ムーラン」の広告=2020年9月8日、タイ・バンコク
写真=AFP/時事通信フォト
米ウォルト・ディズニーの新作映画「ムーラン」の広告=2020年9月8日、タイ・バンコク

「ムーラン」は、中国の人々の間で広く知られる昔話だ。ディズニーは1998年、アニメ版「ムーラン」で大成功を収めており、今回は実写版で二匹目のどじょうを狙う格好となっている。

自国の存亡に関わる戦いを前に、一家から男性がひとりずつ徴兵を迫られる中、老いた父の代わりに娘ムーランが男と偽って軍に向かうというストーリーだ。京劇の題材に取り入れられているほか、絵本や小説にもなっており、中国の人ならどこかで触れたことのある物語と言えようか。

製作費2億ドル(約210億円)、構想から完成まで5年以上をかけた大作はもともと米国などで3月、日本では4月に公開を予定していたが、コロナ禍の影響を真正面から受け、公開を見送った。

9月4日、ようやくリリースとなったが、欧米、日本など主要マーケットで同社の公式動画配信サービス「ディズニープラス」での有料視聴だけという「片肺運転」による見切り発車となった。しかも、本場の中国では劇場公開を行っているにもかかわらず、興行成績は振るわないという。日本では現在、劇場公開の見込みは付いていない。
主役が「香港警察を支持する」と発言し炎上

動画配信に絞った「ムーラン」だが、コロナによる巣ごもり需要を狙ったものの、「ディズニープラス」のサブスク月額料金(日本では700円+税)だけでなく、プレミアアクセス料金(2980円+税)が別途かかる。こうした値立てに抵抗を感じる人も少なくない。

だが、その公開方法以上に論議の的となったのは、ヒロインを演じるリウ・イーフェイ(劉亦菲)が昨年8月、香港で民主派による逃亡犯条例改正案に反対するデモが激化する中、香港警察を支持する発言を行ったことだ。

当時の報道によると、リウは中国版ツイッター「ウェイボー」に「香港警察を支持する。皆で私を批判しても構わない。香港にとって残念なことだ」と書き込んでいたという(CNN日本語版)。

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ps://president.jp/articles/-/39102?page=2

リウ本人は両親ともに中国人だが、すでに米国籍を取得している。しかし、香港の自由と民主化を願う声が米国をはじめとする各国で上がる中での発言だったことから、リウへのバッシングが激化。映画「ムーラン」を観るのはやめようと訴える「#BoycottMulan」をはじめとするハッシュタグがあっという間に拡散した。

配給するディズニーとしては頭を抱える問題になった格好だが、トラブルはこれにとどまらなかった。住民の強制収容が指摘されている新疆ウイグル自治区で撮影していたことが判明。「ムーラン」のエンドロールでは、「新疆自治政府の治安機関に謝意を表明している(BBC日本語版、原文ママ)」文字が映し出されており、「ディズニーは中国の少数民族迫害を容認するのか」と怒りの火の手がさらに広がることとなった。
国のプロパガンダ機関が撮影に関与か

その問題が指摘されているエンドロールについて、気になる部分を改めて確認してみよう。新疆ウイグル自治区・トルファン(吐魯番)市にある中国政府の機関名が並ぶが、問題視されるのは以下の3つだ。
・「Publicity Department of CPC(the Chinese Communist Party’s)Xinjiang Uighur Autonomous Region Committee」(=中国共産党新疆ウイグル自治区宣伝部……自治区にある共産党の広報・宣伝機関。いわゆる「プロパガンダ」を受け持つ組織)
・「Publicity Department of CPC Turpan Municipal Committee」(=中国共産党トルファン市宣伝部……トルファン市にある共産党の宣伝機関)
・Turpan Municipal Bureau of Public Security(=トルファン市公安局……同市にある警察機関。地元住民の「治安維持」にかかる任務を持つ)

BBC(9月8日)によると、「宣伝部」は新疆で中国のプロパガンダ政策を任されている部署で、収容施設の建設や、施設内の警備員の雇用も行っているという。さらに「公安局」については「ウイグル人の『再教育』を行っている部署」と具体的に示している。

「ムーラン」のエンドロールに示された新疆について、実際に映像からその文字を確認した英国在住の中華系女性ジャーナリストの呉志麗さんは、こうした状況について、

「(新疆は)文化的ジェノサイド(大量虐殺)が行われている場所だ。ディズニーは新疆で広範囲な撮影を行ったが、字幕では『中国北西部』と表記されていた」とツイッターを通じて指摘している。

https://president.jp/articles/-/39102?page=3

新疆ウイグル自治区で何が起きているのか

最近の中国に絡む問題として、香港の国家安全法の導入と並んで議論の的になるのが「ウイグル少数民族への弾圧問題」だろう。かの地ではいったい何が起きているのか。

新疆ウイグル自治区は中国西北部に位置し、中国国土の約6分の1を占める(日本の約4.5倍)。北側は旧ソ連の中央アジア諸国と、南西側はパキスタンが実効支配するカシミール地方と国境を接する。北側は天山山脈が、パキスタンとの国境地域にはカラコルム山脈があり、自治区の真ん中に当たる部分には日本の8割分の面積を持つタクラマカン砂漠がある。

この地に住むいわゆるウイグル族はトルコ人と同じチュルク系に属し、イスラム教を信仰する。顔つきは中東系で、彫りの深い青い目をしているのが特徴だ。人口は2500万人で、うち1000万人ほどがウイグル族だ。イスラム教を信仰する人々が住む新疆は、漢民族が多く住む中国や別の地域とは打って変わって「中東の風情」が一気に高まる。1980年代にNHKが放映した紀行番組「シルクロード」を通じて、砂漠の民・ウイグル族というイメージをいまだに持っている人も多いことだろう。

「ムーラン」の撮影場所となったトルファンも、そうしたシルクロードのファンや中国旅行フリークにはよく知られた地名だ。孫悟空が出てくる西遊記の舞台にもなっている赤い泥岩の山「火焔山」はトルファンの名所の一つとなっている。
9.11以降、ウイグル族への締めつけが激化

そうした平和的なイメージの一方で、中国中央政府による「トラブル防止と称した少数民族への締め付け」という問題が長年にわたって頭をもたげてくる。

この地区は期間が短かったとはいえ、独立国となった歴史があるほか、いわゆる漢民族のものとは異なる固有の文化や異なる宗教を持つ民族としてアイデンティティーが形成されている。

中央政府は、「自分たちとは異なる文化や民族によって自国の統合が脅かされること」を嫌う傾向が強く、ウイグル族をはじめとするイスラム教を信仰する人々への舵取りが難しいとされてきた。

折しも、2001年のニューヨークでの同時多発テロ以降、過激なイスラム教徒によるテロ行為が世界各地で起こってきた。そうした中、中国政府にとっては「国家の安定」を目的に、異教徒であるウイグル族たちを取り締まるという名目が期せずして生まれたことになる。実際に2009年には自治区首府のウルムチで大規模な騒乱が起き、多数の死者が出る事態となった。さらには、2014年にもウルムチ駅で、習近平国家主席の視察直後に爆発が起こる事件があり、こうした経緯から「厳しい監視社会」が新疆に生まれることになってしまった。

https://president.jp/articles/-/39102?page=4

中国に依存したいディズニー

一方、ディズニーの中国依存は今世紀に入ってから、より顕著になったといえる。言うまでもなく、映画市場としての中国は米国に次いで世界2位の規模があり、同社は長年、市場開拓に力を注いできた。

中国の子供たちの間でも、「シンデレラ」をはじめとするディズニーの物語は広く知られている。上海と香港にはディズニーランドがあるわけだが、2005年オープンの香港の施設は明らかに中国本土からの観光需要を当て込んだもので、ディズニーと香港政府が事業主体となっている。

それから10年余りを経た2016年6月、今度は上海にも完成。当時のロイター電(2016年6月15日)によると、

「ディズニーは55億ドルを投じて上海ディズニーランドを建設した。これはディズニーの海外への投資としては過去最大。上海市の半径3時間以内には、推計3億3000万人がいるとし、中国という国の規模を踏まえると素晴らしい可能性があると(ディズニーのアイガーCEOが)語った」のだという。

今回の「ムーラン」制作に当たっても、ディズニーは忖度どころか「中国のご機嫌取りに腐心」した様子が伝わってくる。

ウォールストリート・ジャーナル日本語版(9月3日)は、「論争を避け、確実に公開するため、中国当局に台本の内容を知らせる一方、現地のアドバイザーに相談した。中国の映画審査委員会から特定の王朝だけを描かないよう警告を受けるなどした」と報じている。
米国内からも「中国の現金に中毒」と批判

ただ、こうしたディズニーの姿勢は現状の米中関係からみても、不興の声が上がるのは当然だ。

共和党所属のトム・コットン上院議員は8日、「中国の現金に中毒」のディズニーは「香港の抗議行動から南シナ海とチベットにおける中国共産党の違法な領有権主張に至る全て」において同党に従っていると主張した。

ただ、ディズニーの腐心をよそに、中国での興行収入は苦戦している。中国語メディアがロサンゼルス発として伝えたところによると、「2億ドルかけて作ったムーランだが、中国での公開1週目はわずか2300万ドルと失望」とした上で、2週目の週末が終わっても全世界で5700万ドルと目標に遠く及ばない状態にある。

コロナ禍の影響があり、多くの国々で動画配信サービスのみとなったとはいえ、「悪い方の話題拡散」が足を引っ張っている可能性もある。

https://president.jp/articles/-/39102?page=5

世界的な不買運動に広がる恐れも

そうした中、ディズニーにとって手痛い判断がここへ来て浮かび上がってきた。香港政府がかねて保留していたディズニーランドの拡張予定地を住宅に転換するという提案を持ち出したのだ。

コロナ禍により、インバウンド需要の復活には時間がかかり、向こう5年は拡張は不要との見通しによるものだが、昨今の「香港に注がれる外国の目」を意識せざるを得なかったのかもしれない。

ウイグル問題をめぐっては、同自治区に拠点を置く世界的企業も厳しい目にさらされている。NHKが9月17日に伝えたところによると、オーストラリアの研究機関が今年3月に公開した報告書で、世界の大手企業少なくとも82社が、ウイグル族の強制労働によって直接的や間接的に利益を得ており、その企業の中に、日本にもファンが多いアパレルメーカー・H&M(スウェーデン)も含まれていたという。

新疆は古くから良質な綿花が採れる栽培地として知られ、世界の服飾業界では知られた存在だ。製造業のサプライチェーンは、下請け加工に回す過程で、どこでどんな形で生産されているか追いきれない部分もある。ただ、こうした強制労働問題が出ることにより、広範な不買運動に発展する可能性も起こり得る。

AFPは9月24日、豪シンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)」が、自治区内の「収容所とみられる施設」380カ所以上を特定したと報告。これは今までの推計より約40%多く、多数のウイグル人を解放したとの中国の主張に反して収容施設は拡大を続けていると報じた。

中国がどう反論するかはともかく、世界の人々のウイグル問題に対する疑念と懸念はますます高まっている。今回の例を見ても、企業は今後「チャイナリスク」をどう避けるか、危機管理として考えておくべき必要があるのではないだろうか。




「わたしは、ダニエル・ブレイク」

★★★★☆


わたしは、ダニエル・ブレイク

 

I, Daniel Blake

これも録画の中に入って来たもの。というか、日テレ深夜の映画天国で放映されたものだ。 どういう作品か少し眺めても面白くも何ともない。そのまま削除しても良かったのに、なんか変だなと思わせる展開。この艇が取り組もうとしたことは何だったのか。

頭に戻して再度、最初から見直すことに。

英語だから、アメリカだろうと思っていたらイギリス。EUを抜け出した英国だ。

古い先進国でお手本にすることの多い社会システムも持っている。

しかし、この映画は、

そのイギリスの許し難い一つの現実だろうと思わせる側面を見せてくれる。

その現実は、日本の現実とも非常に似ていることにまた驚くのだ。

草臥れた先進国のイギリスで起きた気の毒な事件。

貧しく、教育もなく、しかし、普通の市民としての日常にあったものが、病気をきっかけに社会ステムからはじき出されていく。身勝手なデジタル化はデジタルデバイドが生み出す多くの老人や貧民を前提にしていない。

恐ろしいほど、欠陥だらけの無慈悲なマニュアル社会は、心の通わない集団を作り上げて、名目的には、統計的には機能していても、1人1人に血の通うものではなかった。

こういう映画作れるだけ、イギリスは健全ともいえる。

日本は世界1の高齢化社会。

今、デジタル庁などを創設して行政の効率改善に取り組もうとしている。

効率化の犠牲になるのが、貧しい人、教育を受けていない人、高齢者。

デジタル化の知恵もなかった役人は、デジタル化からこぼれる人を救死絵もないだろう。

この1,2年で、日本に多くの「ダニエル・ブレイク」が生まれてしまうだろう。


「 日日是好日」


「日日是好日」

 

ビデオに録画されていたので回してみた。

よくありそうな景色がつづく。面白いと言うものでもないが、今は亡き樹木希林が演じる老婆の言葉が嫌味もなくすうっと通り抜ける。

鎌倉、江ノ島の懐かしい風景。

それぞれの時代を生きてきたのだ。

 

青春も同じだが、その中にいると、分からないことが、抜け出して、初めて分かることってよくある話だ。 


とまあ、いろいろなことを思い起こさせてくれる映画。


この映画がどのように感じられるかは、それぞれの日常、過去、未来への思いがどうなっているかで全く違ったものになる。心を映す鏡のような映画だ。

 

※ 

余談:

恥ずかしいことに、今まで、日日是好日を「ひびこれこうじつ」と呼んで済ましていたが、改めて調べてみると、2文字増えて言い難いが「にちにちこれこうじつ」と読むらしい。音訓の整合何だろうけど、日本人なら少しでも大和言葉に近い響きで読みたいものだ。

/

安倍晋三なら、好日でなく口実を使っても良さそうだ。口実が通れば好日に出来ると言うものだろう。

/

「怪物はささやく」




怪物はささやく

    A Monster Calls
    ダーク・ファンタジー
    

/



何となくどういうストーリーになるか、初めから分かっているような作品だけど、最後まで観てしまった。


家族構成もよく分からないが、不治の病に倒れた母親を思う少年の心の苦しさが伝わってくる。

楡の木の怪物は、少年と母親のまだ元気なころの交流の中で作り上げた創造物だが、 その怪物が、受け入れたくない現実を迫ってくる。

最後に、漸く少年は、間際の母親を抱きしめ、現実を受け入れる。

早い別れは悲しく苦しいものだ。


「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」




ストーリー・オブ・マイライフ

/わたしの若草物語

https://www.storyofmylife.jp/

若草物語は少女たちが好む小説だったと思う。映画化もされている。エッセンスは色々な作品に取り入れられているだろう。実話と言うか私小説と言うか。

ハッピーエンドだったのかな。

この作品は、伝記的に制作しているので、フィクションと回想録と混在させているようで分かり難い。一方で、人間味が、喜怒哀楽が、生き生きと描かれていて、魅力的な作品になっている。

とは言え、キャスティングも長女役は長女らしさが無くて違和感があるが、案外実際はこのような感じだったのかも。長女は最も女性らしい存在に見えるが、年齢が合っていないのは残念。




/

繰り返すけど。

若草物語自身がもともとが私小説的な作り。家族のエピソードを綴って人としての成長に対する共感を獲得している。

この作品(私の・・・・)は、その私小説を書いている人(次女)の伝記として作り込んでいるから、 いろいろなエピソードが二重の構造を持つことになる。

彼女の記憶の中の目線と、彼女を描く人のカメラの目線と。

/

唐突なエンディング。

ただ、誰もが知っていることは、この本は世界的に販売されて、恐らく彼女は経済的には相当恵まれたであろうこと。

結婚がハッピーエンドという話と、お金が入ってハッピーと。ここもまた不可分の2面性だ。



そもそも

何故この時期にこれが映画化されたのだろう。アカデミー賞ものの感動ドラマであっても、今の時代はやはりお金が付いてこないと駄目なんだろうか。同じ境遇の人が書いた本が売れない本だったら、惨めなだけの若草物語だったら、映画にはならない。

/

共感。同感。感情移入。共有価値。

「コンテイジョン」



コンテイジョン

2011年、アメリカ映画、ウイルる感染がテーマのスリラーもの。

今、話題になっているそうだ。

勿論、新型コロナ感染症の蔓延化が背景にある。

アマゾンプライムだと、200円で視聴できる。

*

無料視聴は無理か?

*

興味深い。大蔵省に頼んでみようかな。



https://toyokeizai.net/articles/-/342907

映画「コンテイジョン」が今ヒットする理由
描かれているのはまさに「新型コロナ」だ!

長谷川 朋子 : コラムニスト

2020/04/10 16:00

NetflixやU-NEXTでランキング1位を獲得する2011年公開のアメリカ映画『コンテイジョン』。コンテイジョンは日本語で「接触伝染」や「感染」を意味する。左端はWHOの疫学者役のマリオン・コティヤール(写真:Warner Bros. Entertainment Inc.)
Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。
9年前の映画がランキングトップに

ここのところNetflixの人気映画ランキング「今日のTOP 10リスト」の1位を走り続けている作品があります。
この連載の一覧はこちら

「恐怖は、ウイルスより早く感染する」がキャッチフレーズのアメリカ映画『コンテイジョン』です。BBCの人気映画コーナー「BBC Talking Movies」でも特集が組まれ、2011年公開映画が日本のみならず世界で再注目されています。

映画『コンテイジョン』が話題を呼んでいる理由は「予言していたのかと思うくらいリアル」だからです。そんな感想がSNS上にあふれています。日本国内でも新型コロナウイルス感染症に対する危機感が高まりつつあるなかで、「今だからこそ見てほしい作品」と薦める声が増えています。

映画の中で描かれる新型ウイルスも決して目には見えないものですが、ウイルスを含んだ飛沫が付着していることを可視化したかのような描写は脳裏に焼き付くほど印象的。学校閉鎖や恐怖が先行して買い占めに走るシーンなど今、現実でまさに起こっていることが描かれています。
主役のマット・デイモンは未知のウイルスで妻を亡くす夫を演じている(写真:Warner Bros. Entertainment Inc.)

映画では香港出張からアメリカに帰国したベス(グウィネス・パルトロウ)が体調を崩し、2日後に亡くなるシーンから始まります。そして、ベスの夫ミッチ(マット・デイモン)が悲しみに暮れる間もなく息子も息絶えてしまいます。

同時に香港、ロンドン、東京でも突然倒れていく人々も描かれ、死因が新型のウイルスであることがわかった頃には時すでに遅し。驚異的な速度で全世界に広がっていきます。

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https://toyokeizai.net/articles/-/342907?page=2

映画「コンテイジョン」が今ヒットする理由
描かれているのはまさに「新型コロナ」だ!

長谷川 朋子 : コラムニスト

2020/04/10 16:00

そんな中、動き出したのがアメリカ疾病対策センター(CDC)のエリス・チーヴァー博士(ローレンス・フィッシュバーン)。クラスターを確定させるために感染症調査官のエリン(ケイト・ウィンスレット)を感染地区に送り込みます。
ケイト・ウィンスレットはCDCの感染症調査官役(写真:Warner Bros. Entertainment Inc.)

また世界保健機関(WHO)ではスタッフで医師のレオノーラ(マリオン・コティヤール)が香港でウイルスの起源を突き止めようとします。

次々と医療現場最前線で戦う登場人物が増えていく中、世の中の混乱をあおる役割として過激派ブロガー、アラン(ジュード・ロウ)が現れます。ネットを通じて、政府批判や陰謀論を拡散、それに惑わされた人々はパニック状態。社会が崩壊していくことが最も恐ろしいことである、そんなメッセージが伝わってきます。

監督はアカデミー賞受賞監督のスティーブン・ソダーバーグ。日本でもよく知られる俳優陣がそろい、老若男女を問わずターゲット層が広いパニック・スリラーものですが、2011年公開当時の日本の興行成績は5億円にも満たない結果。

ダスティン・ホフマン主演で1995年に公開された『アウトブレイク』や、同じ年に公開されたテリー・ギリアム監督『12モンキーズ』といった「ウイルス拡散」をテーマに大ヒットした作品もありますが、それらと比べると『コンテイジョン』は医療現場の現実により焦点を当てたかたち。地味な印象の映画と言われがちだったのかもしれません。

でもそんな映画が今、日の目を見ることになった理由は皮肉にも世界が直面している危機と重ね合わせることができるほどのリアリズム作品だったからなのです。
マット・デイモンらがコロナ対策を呼びかけている

マット・デイモンら出演者陣が新型コロナウイルス対策を呼びかける新たなメッセージビデオがYouTube上で3月末から公開され、さらに話題を集めています。「コンテイジョンは映画だったが、コロナウイルスは現実だ」と前置きながら、マット・デイモンは感染リスクを抑える「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を啓蒙しています。

「他人と約1.8メートルの距離を取る、グループで集まらない、部屋の中にいることがいかに今、命を救うことにつながる」と強調しました。まさに映画の中で演じたシーンとも結びつく行動です。

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https://toyokeizai.net/articles/-/342907?page=3

映画「コンテイジョン」が今ヒットする理由
描かれているのはまさに「新型コロナ」だ!

長谷川 朋子 : コラムニスト

2020/04/10 16:00

また、映画の中で「人は1日に2000~3000回も顔を触り、起きているときには1分間に3~5回顔に触る」と畳みかける台詞を発したケイト・ウィンスレットは動画で手洗いを実践しながら「自分の命が懸かっていると思って、水と石鹸を使って手を洗って」と呼びかけています。ローレンス・フィッシュバーン、マリオン・コティヤール、ジェニファー・イーリーもそれぞれの役柄に合わせた切り口で対策を語りかけています。

このビデオメッセージに協力したコロンビア大学のチームこそ、映画で医療監修を務めた裏方の主役でもありました。医療現場の助言に基づいて作られている事実も相まって、『コンテイジョン』の話題はまだまだ広がっていきそうな勢いです。

動画配信サービスではNetflix、U-NEXT、Amazon プライム・ビデオなどで視聴可能です(4月9日現在。それぞれ配信期間が異なるため視聴の際は確認のうえご覧ください)。U-NEXTでは1月末から急激に伸びているとのこと。洋画ランキング1位(4月9日現在)を獲得しています。
ウイルスを扱った作品が注目を集めている

Netflixでは今年2020年1月22日から配信開始されたドキュメンタリーシリーズ『パンデミック~知られざるインフルエンザの脅威〜』も世界的に注目を集めています。インフルエンザ治療の最前線に立つ人々を紹介し、過去に起こった反ワクチン運動なども追った6話で構成されるドキュメンタリーです。

その中でワクチン開発に従事する女性が「次のパンデミックはもうすぐかもしれない。死者は数億人に上るかもしれない」と話す言葉を今の状況で聞くと、身につまされる思いにならざるをえません。

日本での公開は未定の作品ですが、カナダやフランス、ロシアではウイルスを扱った連続ドラマシリーズがヒットしていることが3月30日から4月2日まで開催されていたカンヌ発MIPTVオンラインイベントで発表されました。ロシアの『The Outbreak』は2019年11月にVOD展開から先行し、2020年4月から現地で地上波放送も始まったところ。11カ国語で翻訳されたベストセラー小説『Vongozero』を原作にした作品です。

2017年のカンヌ国際映画祭で「審査員賞」を受賞したアンドレイ・ズヴィャギンツェフ監督の映画『ラブレス』で主役を演じたマリアナ・スピヴァクが出演し、ウイルスによって死者の街へと変わったモスクワを舞台にした家族ドラマが描かれています。

時代に応じた作品が話題になることは世の常。今回の作品は過去の教訓から警鐘を鳴らして作られたものですが、今、世界中で起こっている危機的状況を見つめながら新たに作られる作品も今後世に出てくるでしょう。各国で中止されてしまっている制作体制が再び整えられたとき、見る者の行動を見直すきっかけになる作品がまた生まれることを期待しています。

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アンフォゲッタブル



アンフォゲッタブル

深夜時間帯の映画天国と言う番組で放映されたもの。2020/03/24。見るのはビデオ。CMをスキップするし、なにより詰まらなければ直ぐに削除。

事件の設定の前に、人間関係の設定が、最初に分かり損ねると、少しイライラする。外人の男の顔は白黒でも分けてくれないと判別がつかない。

*

表と裏の顔がある。人は誰でも。

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携帯を盗み、個人情報を盗み、成りすまして、悪事を行う。なりすましの方法も、個人情報さえ手に入ればどのようにÐ芽生出来る。この辺りの下りは、2017年制作のものだけに、現在のネット犯罪の状況にも通じて不気味。

昼は友人のように、夜はパソコンの前で憎悪を燃やす。

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心に傷を落ち、精神的に病んでいる人は多いだろう。それに気づくことは、本人も難しいが、周囲の人には尚のこと難しい時もある。

*

アメリカの離婚家族は離婚後も子供への面会権があるので、そこでは複雑な人間模様が繰り広げられる。

*

そういったものを絡めて作った作品だけど、主人公が徐々jに追い込まれていく様、苦境から脱出する様を上手に見せてくれるのは、よくある基本的な筋立て。その時の、仕掛けが面白いということになるのだろう。

敵役の美人の女性が鏡の中尾自分を見て何かに気づき半ば自殺のような死に方をするところがクライマックスなのかな。最後にグランマが訪問してきてエンディングは余韻をのこしたいからか。

まあまあ、手慣れた作りの映画だ。一通り楽しむことができる。



おやおや。しっかり「アンフォゲッタブル2」と言うのがあるようだ。そのうち、どこかの曲で放映されるだろう。いや、早計かな。単に、テレビドラマ化しただけかもしれない。追いかけることもないだろう。

出演者には、主人公の黒人女性、美人の金髪、夫役、など誰にも特段の興味はない。至って普通。

7 days

30 days

365 days